こんにちは、設計部の渡辺です。

今回は、住宅情報誌を見ていて「宅配ボックスが戸建て住宅にも浸透し始めた」と言う記事が気になったのでご紹介させていただきます。

宅配ボックスのメリット・使い方例・設置方法

記事を読んでいくうち、宅配ボックスがあることのメリットを感じました。

・ウィズコロナの終わりが見えない今、宅配業者と直接対面しないで受け取れる事。

・日中不在となる家が多い中で、再配達を減らすことができる事。

・宅配業者を装った犯罪を防ぐことができること。

これは現代の様々な状況に、今後確実に普及していくと考え、宅配ボックスのことを調べてみました。

まずは、一般的な使い方(手順)は…

【step1】宅配業者がボックスを開けて荷物を入れる

【step2】ボックスの中にある印鑑を受領書に押す

【step3】暗証番号を入力して閉じる

【step4】その暗証番号を書いたものを郵便受けなどに投函

【step5】家の人は、暗証番号もしくは鍵でボックスを開けて荷物を取り出す

 

次に、宅配ボックスの設置方法については…

1,「門柱型」→専用ポールなどに取り付けて設置

2,「据え置き型」→土間などにアンカーで固定

3,「壁掛け型」

4,「壁埋込み型」

などがあり、現在主流となっているのは「門柱型」「据え置き型」のようです。

私は仕事の帰りに買い物をして帰るため、片手にバック・片手に買物袋といった格好で帰宅します。玄関先に荷物を置いたらすぐに家の中から荷物を取り出せる「壁埋込み型」の宅配ボックスがとても便利に思えました。

埋め込み型の断熱計算は?

ところで、「壁埋込み型」の宅配ボックスを設置した場合、断熱計算はどんな扱いになるんだろう…外壁として扱うのか、開口部だから外部建具でしょうか。

一般的には外寸が600㎜×600㎜以内であれば熱計算は対象外となりそうです。

ところがこのくらいのサイズは郵便受けと一緒になっており、荷物を入れるスペースが意外と小さいタイプが多く、我が家に届く荷物は本や化粧品が中心なので十分ですが、荷物が大きくなるご家庭にはむしろ不向きかも知れません。

商品開発をしているメーカーもその点を考慮して、大きいサイズのタイプでも熱効率を落とさないような材質や熱貫流率の計算値を明示したりなど、様々な工夫をされているようです。

また、メーカーのホームページには、・耐力壁の強度が確保できなくなるため、耐力壁への設置を避けること・設置にあたっては管轄の審査機関に相談の必要があることなどの注意点が記載されていましたので、設計時には、建主様の生活スタイルをきちんと伺うことはもちろん、審査機関への事前の協議、施工・構造についても慎重に計画する必要があると思いました。

他にも、
『建主様からこんな要望があったけど法規や構造的に問題ないのかな…』
『この条件で住宅を建てるためには確認申請以外に必要な届出はないだろうか…』
などお困りのことはございませんか。
経験豊富なスタッフがお待ちしておりますので、どうぞお気軽にお問合せください。