人通口は基礎梁の欠損となり基礎の耐力を低下させるため、適宜の補強はもちろんの事ですが、その設ける位置には十分注意する必要があります。
構造的な観点と効率的な施工を考慮し、望ましい配置の仕方について解説します。
参考例として、人通口設置NG部分と対策を下図に示します。
今回掲載した例以外にも様々なケースがあり、それらに対応した対処法が必要となります。
見落としがちですが重要な部分となります。十分注意し検討のうえ人通口の位置を決定して下さい。
参考文献 エクスナレッジムック:ヤマベの木構造(山辺豊彦)